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きらきら南永っ子

伊佐市の南玄関にある小学校で,平成14年に改築され,天体観測ドームを備えてます。

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2021年6月

家庭科調理実習(ほうれん草のお浸しとゆで卵研究) 37

 5・6年生の家庭科の授業で,調理実習を行いました。先輩の6年生がリードしながら,道具の準備を進め,デジタル教科書で行程を確認しながら,協力して行うことができました。

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 前単元で取り組んだ,「家族の一員としてできることを挑戦」の中で,家でおうちの人と調理を行ってきた子どもたち。なかなか手際よく,調理を行うことができました。

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 ゆで卵研究では,ころころ転がし,沸騰から3分・5分・10分・15分とそれぞれの時間でお湯から上げ,食べ比べをすることで,好みのゆで卵タイムを研究しました。3人には,温泉卵より少し固めの5・6分が好みだったようです。

 ほうれん草のお浸しでは,しっかりと洗う事,沸騰したから2~3分ゆでることなどを確認して,最後に4cmほどで切り,それぞれのセンスで盛り付け,小さじ3/5の醤油と鰹節でをかけ,おいしくいただきました。

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作るのも,食べるのもやっぱり楽しいですね。次は,家で家族のために作ってみましょう!

埋蔵文化財センター出前授業【縄文の人々の暮らし】 36

 鹿児島県埋蔵文化財センターから2名の先生方をお招きし,6年社会科縄文の人々の暮らしについて,出前授業を行いました。

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これから学習する6年生。来年学習する5年生。それぞれに受け取り方は違ったと思いますが,初めて知ることや驚くことが多く,大変貴重な学習になりました。

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「1mmを1年としたとき,令和は3mm。平成が30mm(3cm)。縄文時代はどれくらいあったのでしょうか?」という質問に,歴史好きな6年生「江戸時代が280年くらい,平安時代も300年でしょ。縄文時代は,500年くらいかな。」

 「では,紙テープで表すと・・・。」教室では広げることができない10m(10000mm)。」子どもたちは,予想どおりの「ながっ!」「すごーい!」の驚きでした。

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次に,埋蔵文化財センターのお仕事や研究から分かったこと,鹿児島の代表9500年前の「上野原遺跡」の姿や人々の生活の様子など,スライドを使いながら,とても分かりやすく教えていただきました。なんと,発掘作業はされていませんが,南永小のすぐ近くにも3000年以上前の遺跡があることが分かっていることが分かり,早速堀りに行きたいと言わんばかりに子どもたちの目が輝きました!

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 実際に発掘された遺物を触らせてもらいながら,年代並べや使い方,その時の生活の様子など,本物から見える縄文時代の世界を体験することができました。

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矢じりの材料や作り方から,狩りや技術,また戦いが始まった証拠などが見えてきました。また,落とし穴の遺跡や石を使った道具で当時の食生活も知ることができました。

 最後は,質問タイムです。教科書の図から感じた質問を専門家にどんどん質問する子どもたち。丁寧にいろいろなことを教えていただき,最後には「土偶」の話題からドラえもんの映画「日本誕生」まで広がり,楽しく,また魅力的な学習になりました。

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埋蔵文化財センターの先生方,貴重な体験をさせていただき,ありがとうございました。

外国の方との交流35

 今日は,外国の方との交流がありました。今年は,大口高校のALT:Mary Virginia kizer Ball先生に来ていただきました。給食の時間から来校していただき,子どもたちと一緒に昼食をとったり,昼休みにおにごっこをしたりして過ごしていただきました。

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 5校時は,メアリー先生に学校のことを紹介したり,メアリー先生がクイズ形式で自己紹介をしてくださったり,アメリカのお金を見せてくださったりしました。

 家族の紹介では,2つ下の弟が自分より背が高いこと,飼っている犬や猫の名前に「ZZ」という猫がいて,寝ると「ZZ:ジージ」と寝息の音がするから名付けたこと,アメリカと日本の国土の広さの違い,アメリカの夏休みが3ヶ月あること,実家のあるmaryland州はワシントン州に近いことなど,たくさんのことを教えてくださいました。

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 驚いたことに,メアリー先生の名前は,2つ合わさってファーストネームで,「メアリーバージニア」までがファーストネームで,バージニアは曾おばあちゃんの名前からいただいたそうです。

そして,もっともっと驚いたのが,セカンドネーム(名字)が,お母さんの名字とお父さんの名字を足したものだったのです。カイザーがお母さんの名字で,ボールがお父さんの名字で,この2つを足して「カイザーボール」がセカンドネームでした。

 日本の名前の付け方と随分違います。

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 紙幣は,日本のものより高さが少し低くめで,触ると少しざらざらしていることや,初代大統領のジョージ ワシントンが描かれていることを教えてくださいました。また,1ドルが100円相当の価値であることも教わりました。子どもたちは,お金に興味津々でした。

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 最後に,お礼の言葉を兼ねて,一人ずつ自己紹介をしました。 

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 そして,5年生が代表で,「私は,英語が大好きですが今日のメアリー先生の話を聞いて,もっと英語の勉強をしたいなと思いました。」と,感想を述べてくれました。

 

Sdsc_0199 メアリー先生,本日は御多用の中ありがとうございました。一緒に給食を食べたり,遊んだり,お勉強したり,とても楽しく過ごすことができました。とてもフレンドリーで子ども好きな先生に,南永っ子はたくさんの刺激をいただいたようです。

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選書会 34

 今日の5校時に選書会がありました。

 毎年この時期に書店の方が来校され,子どもたちが興味のありそうなお薦めの本を持ってきていただいております。子どもたちは興味のある本を自分たちで選び,1人2冊まで希望することができます。予算との兼ね合いもあるため全てを購入できませんが,できるだけ子どもたちの希望の本を購入していただくようにしています。

 まずは,本の扱い方についての注意を受けました。

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 次に,1人2冊ずつ選べるように,本の題名が書けるカードを2枚いただき,それぞれ自分の興味のある本を探しました。

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Dsc_0153 先生方も,子どもたちにお薦めする本を選びました。

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 子どもたちが選んだ本です。意外と,怖い話や探偵の本が多かったです。

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 6月末には届くそうです。どんな本が届くか楽しみですね。

33  社会科見学

 今日は社会科見学で,「霧島アートの森」「丸池公園」「栗野駅」の見学をしました。

 まずは,アートの森へ行きました。学芸員の方から,館内の説明や注意事項を教えていただき,それぞれ自分たちの「気になる作品」を5分間探すことになりました。

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Img_3416 それぞれ,作品の前には作品の紹介とアーティストの紹介が載せてあるカードが置かれていて,自分の「気になる作品」のカードを1枚だけもらうことができました。

 みんな,真剣に作品を鑑賞しました。Img_3421

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 作品の中に入って鑑賞できるものもありました。

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 5分後に,自分たちが「気になった作品」を一人ずつ紹介し,感じたことや思ったことなど「なぜ気になったのか」について説明しながら,共有し合いました。

 みんな感じることや気になる理由が,様々でおもしろいと感じた子どもたちも多かったです。

 作品の中には,「生と死」に関するテーマのものが多く,人間だけでなく植物や動物すべての生き物が対象でした。

 作品は,廃材になった木の電柱を材料としていたり,溶かして切った鉄の棒を熔接し,様々な四角形を組み合わせたものだったり,岩を並べたものだったり,作った人の感性がそのまま形として表れていることに驚きました。

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Img_3455 作品の鑑賞の仕方についてたくさん学んだ後は,おうちの方々が心を込めて作ってくださったお弁当をおししくいただきました。

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 おなかいっぱいになったので,次は「丸池公園」を散策しました。

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 1日に6万5千トンもの水が湧いていることを知り,びっくりでした。また,おいしい水を求めてたくさんの方々がこの池に来ていることも知りました。

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 ついに,散策だけでは収まらず,ちょとした川の中に入り,しばらく遊んでしましたした。

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 「丸池公園」の池には,あめんぼうや小魚もたくさん住んでしました。帰りにオレンジ色の大きなこいにも出会いました。

 

 最後に,栗野駅を見学して帰りました。子どもたちの中には,初めて駅のホームに入った子や,列車の到着・出発を目にした子がいて,とてもよい経験となりました。

 

2023燃ゆる感動 かごしま国体 おもてなし隊登録 32

2023年に延期されている「燃ゆる感動 かごしま国体」の実行委員会より,先日の彼岸花ロード大作戦の新聞記事から,おもてなし隊へのお誘いがあり,県民運動参加団体として今回登録させていただきました。

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かごしま国体を盛り上げるため,本校にできることをわずかなことかもしれませんが,子どもたちと一緒に取り組んでいきたいと思います。

読み聞かせ 31

 今朝は,いつも読み聞かせをしてくださる向江さんが,地域の岩元さんを誘って学校へ来校されました。岩元さんからは,「彼岸花の球根植え」や「オンライン授業」の新聞記事を見られての感想や子どもたちが頑張っていることが嬉しいと,お褒めの言葉をいただきました。子どもたちは,誉めていただき嬉しそうでした。

 今朝の読み聞かせは,室井滋さんの「会いたくて会いたくて」でした。

 コロナ禍の中,主人公のケイちゃんが,大好きなおばあちゃんに会いたくて会いたくてたまらず,お母さんの忠告も聞かずにこっそりとおばあちゃんのいる老人ホームへ会いに行くお話です。

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 お花を持って行っても,ホームの人が受け取りおばあちゃんへ会えず,次の日にまた行くと3階にいるおばあちゃんがケイちゃんに気づき,お手紙を書いて落としてくれました。そこには,「来週またおいで。今度はお話ができるよ。」と記されていました。

Dscf1985 次の週におばあちゃんに会いに行くと,おばあちゃんのお手製の糸電話が…。ケイちゃんは,初めて見る糸電話の使い方をおばあちゃんに教わりながら,やっと大好きなおばあちゃんと話をすることができました。おばあちゃんがケイちゃんに語りかける言葉には,人生で大切にしたい想いがたくさん詰まっていて,心温まるお話でした。

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 友だちと遊んだり,おじいちゃんやおばあちゃんと会うのもはばかれる現在,子どもたちにちゃんと「心は通じている」こと,「繋がっていること」,何より「いつもいつまでも愛している」ことを伝えられたらという思いから,室井さんの絵本が誕生したそうです。

 なんだか,いつも会えない誰かに会いたくなる絵本でした。

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