選挙出前授業 ーみんなで考えよう「選挙」ー 104
今日の3校時は,「選挙」についての出前授業がありました。
選挙管理委員会と市役所の方が来校され,① なぜ「選挙」があるのか,② どんな人を投票すればよいのか等,選挙の仕組について教えてくださいました。
まず,① なぜ「選挙」があるのか。
それは,国民みんなが安心して楽しく生活ができるように暮らしやすい社会をつくるため,みんなの考えや思いを代弁して話し合ってもらえるように代表者を決めるものであることを学びました。
② どんな人を投票すればよいのか。
それは,自分の考えに最も近い人を選ぶことが大切だそうです。
日本は,民主主義国なので,国民の声を政治に反映していくため,自分たちの意見を代弁してくれる代表者を決めることが大切です。そのためには,できるだけ多くの人が投票することが大切だということも学びました。
最後に,本物の投票箱を使って,実際に投票体験をしました。
投票用紙は,実はプラスチックでできていて,折りたたんで投票箱へ入れても,時間が立つとだんだん開くようにできているそうです。それは,開票時に一枚ずつ投票用紙を開く時間を省くためだそうです。そして,現在では機械で集計できるようになっているそうです。
投票に最初に訪れた人には,必ず一緒に投票箱が空であることを確認してもらい,確認後は投票箱が開かないように鍵を閉めるそうです。鍵は3カ所あって,開票所までは鍵を開けることができないようになっているそうです。不正を防ぐためです。
投票所では,まず受付を行い,有権者であるかどうかを名簿で確認してもらいます。その後,投票用紙を受付係から受け取ります。
次に,投票記載所で自分が投票したい人を記入し,投票箱へ入れます。
今回は,2種類のお菓子のどちらを食べたいかを投票しました。
6年生が代表で,「社会科で学んだ選挙の仕組を分かりやすく,楽しく学ぶことができました。選挙は,政治をまわすために代表者を選び,わたしたちの生活がよりよくなるために行うものであることも分かりました。」と,お礼の言葉を述べることができました。
選挙管理委員会,市役所の皆様,ありがとうございました。本日は,1年生からの参加でしたが,全員に分かりやすい内容を工夫してくださり,選挙の大切さを楽しく学習することができました。