読み聞かせ 13
今朝,朝の活動「読み聞かせ」の時間に,地域の向江さんと永池さんが読み聞かせに来てくださいました。今年も,子どもたちへの読み聞かせボランティアを率先して引き受けてくださいました。よろしくお願いいたします。
今日は,「はるをつかまえたうさぎちゃん」と「いちねんせい」を読んでくださいました。
はるをしらないうさぎが,はるを探しに森の動物たちと出かけ,くまさんが袋に春の空気をたくさん集めてかがせてくれました。このことが動物新聞のニュースになり,南極のくまや春の季節がない国の動物たちからも「どんなにおいがするのか送ってほしい。」という希望に応え,甘い香りのする春の空気をたくさん詰め込んだ缶詰工場を友だちの動物たちと始め,大繁盛。なんだか,心がほっこりするお話でした。
「いちねんせい」は谷川俊太郎の詩集で,この中の一編を読んでくださいました。新学期がはじまって緊張でちょっぴり凝り固まっている一年生が,自分の名前をノートに書いたことで,なぜかほっとすると共に,自分は1年生なんだなと改めて実感し,自分の書いた文字が「いいじゃないか。」と,感動する素敵な詩でした。
ふと,自分が小学校へ入学したてのころは,どんなことを考え,そんなことを感じて毎日生活していたのだろうと思うことでした。
子どもたちは,食い入るように見ていました。楽しいお話をありがとうございました。