稲刈りをしたよ115
今日は,心配されていた台風の影響もなく,晴天のもと稲刈りができました。エコファームの方や地域の方々が南永っ子のために,稲刈りの準備をしてくださいました。
まずは,教頭先生に鎌の使い方,刈り方,刈った後の稲の束ね方を丁寧に教えてもらいました。
習ったことを即,実践してみました。初めて体験する子どもたちが多かったのですが,よく観察していたからか,指導がよかったからなのか,みんな人に聞くことなく上手に稲を刈ることができました。だれもしゃべらず,もくもくと作業をし,稲を刈る音と稲をたぐり寄せる音,たまにすずめの鳴き声が聞こえてくるくらいでした。
刈った株が5~6株になったところで,稲の下の所を藁でくくり,できあがりです。まずは,長さを揃えるために,とんとんして…
2~3本の藁でくくります。
藁でくくり終えたら,次は二つに分け,稲がXの形になるように開いて,干します。
詰めて干して,上をとんとんすると,稲が馬にきちんと固定されます。
バインダー(稲刈り機)にも挑戦しました。
今年は,台風の影響もさほどなく,豊作でした。
エコファームの方と地域のみな様のおかげで,貴重な体験をすることができました。
子どもたちは,手作業での体験を通して昔の方の苦労や工夫を理解したり,立派に実った穂を見ながら,大切にお米を育てられたことも実感した一日でした。最後は,みんなで,こぼれ落ちた稲穂を拾い集め,束の中に差し込みました。お米を大切に有り難くいただく,食育の学習にもつながったことと思います。
学校にも,たくさんいただきました。次は,脱穀をして修学旅行で交流する榕城小学校のお友達にプレゼントしたいと思います。