11 人権教室
人権教室が3校時にありました。
今回は,まず「人権って何だろう?」ということをみんなで考えました。その後,人に物事を頼む時とそれを断る時の「気持ちのよい頼み方と断り方」について学習しました。
「人権」については,「嬉しい言葉をかけること,嫌な言葉をかけないこと」最終的には,「だれもが幸せに楽しく暮らす」という権利があることを学びました。
人に何か手伝ってもらいたい時の頼み方や,それを断わる時の言い方については,「断りたいけどなかなか言えない」ということの難しさに気づきました。
・ 自分が相手にどう思われるだろうか
・ 断られて,相手が傷つかないか など
考えると,いろいろ心配になったようです。
そこで,「互いに気持ちがよくなる(傷つかない)言い方」について考えました。そして,実際に自分の気持ちを相手に伝えることで,互いに気持ちよく感じるかどうか考えてみました。
子どもたちからは,「友だちや親に,いろいろ頼まれることがあったけれど,相手がいい気持ちになる断り方があることが分かりました。」という声が聞かれました。
「自分の仕事が終ったら手伝うね。」「後で手伝うね。」「今日はできないけれど,今度手伝うよ。」など,今はできない理由を伝えたり,手伝いたい気持ちは持っているという気持ちを伝えたりすることで納得したり,相手の思いを受け入れたりできることを学ぶことができました。
今回の学習を通して,「だれもが幸せに楽しく暮らす」という権利について見直すことができたように感じました。