景観学習 白川川 水質・生き物調べ 39
昨年から本校が実践校として進めている「かごしま景観学習」。昨年は,川内川河川事務所の御協力による水質調査を行いましたが,今年は「くすの木自然館」専門員 浜本 麦先生に来校していただき,水質・生き物調査から見える環境について,授業をしていただきました。
現地実施を計画していましたが,あいにくの天候となり,学校実施に。学校でも前日に生き物の採取を行っていましたが,麦先生も朝から現地に入り,更にたくさんの生き物を確保していただいたことで,十分に学習をすることができました。


まずは,水質調査です。COD(化学的酸素要求量)パックテストから,生き物が住みやすい水の環境になっているのかについて,実験を通して考えました。比較するために,白川川,田んぼ,水道,雨水の4種類について,実験です。薬品が入っているパックに各水を吸い込ませることで,水に色が付きます。0(ピンク)~8位(緑)に変化し,数値が低いほど生き物が住みやすいと判断します。さぁ,どんな結果になったのか。








水道:0,白川川,田んぼ:2の結果。雨水は,なんと8。「雨ってきれいな水じゃないんだね。」改めて,永池の水のきれいさを体感することができました。
次は,生き物調べです。前日,今朝と事前に採取していた生き物を観察専用の水槽に分けていろいろな方向から観察しました。ギンヤンマのヤゴやカワニナ,ホタルの幼虫など,生き物図鑑を手に,子どもたちは18種類の名前を確認できました。








「生き物には,それぞれにあった住みやすい水がある。」麦先生が言うと,図鑑の中にある「きれいな水」「少しよごれた水」など書かれた情報に気が付き,確認した生き物を分けていきました。

結果,白川川は,「きれいな水を好む生き物」が多く,「少しよごれた水を好む生き物」が次に多いことが分かり,きれいな川であることが生き物からも確認することができました。観察したいきものが「指標生物」として,水質や環境の実態を知ることができることも学びました。


生き物の食物連鎖や石や草などの自然全体のつながりの重要性についてもお話をしていただきました。「環境を守っていくのも,壊すのも人間。生き物と一緒に過ごしていく環境を選ぶのか,人間だけが便利な環境を選ぶのかを一人一人が考えてほしい。」という麦先生の言葉が印象的でした。

最後は,振り返りを書き,一人ずつの感想とお礼,校長先生のお話で学習を終えました。





水質・生き物調査を通して,たくさんのことを学び,また永池集落の魅力を改めて感じる充実した学習になりました。
麦先生,県企画部地域政策課の御協力に感謝いたします。




5,6年生は,複式学級のため,2学年を一人の教師が指導しています。6年生の導入をしている時間は,5年生は前時の復習と本時につながる課題を見付けます。





「帯分数は,仮分数で表したら,これまでと同じように,「逆数」をかけるやり方でできる。」と早々に,計算の仕方を解決した6年生。「『逆数をかける』って,どうして『逆数』をかければ分数÷分数の計算になるのかを説明できないとね~。」計算を解いて安心してる6年生を追い込み,「逆数をかける」ことになる理由を更に,自分の言葉で,追加して説明をしていきます。
自分たちの考えでまとめた筆算の仕方を,実際に黒板で筆算しながら確認していきます。「小数の計算は難しいから,最初にどちらも10倍ずつして整数で計算して,最後に100分の1,小数点を左に2つ戻したらできる。」言葉が筆算で可視化され,考えを整理していくことで,2人は,自分たちのやり方に確信をもつことができました。