校内研究授業(5・6年算数科) 173
5・6年算数科の研究授業を行いました。本校が進めている「極小規模校の特性を生かした算数科の指導法」の実践研究の中で,思考を可視化するための手立てを取り入れながら,子どもが生き生きと表現する授業の在り方を全員で学ぶことができました。
複式学級での指導は,2学年の学習を同時に進めるために,時間や内容など,通常授業以上に準備や計画が必要になります。5年生が学習の導入をする間に6年生は前時の振り返りやパワーアップ問題に挑戦しています。
6年生の学習が行われる中,5年生は,一人学び,二人で考えを伝え合い練り合う時間として,進んでいきます。
自分たちの学びを確認し,教師が補足・価値付けを行うことで,より深い学びにつなげ,学習のまとめができると,それぞれが振り返りを行い,練習問題に取り組みました。
5年生が振り返りに入ると,6年生のまとめを行います。5年生と同じように,一人学びの成果を担任と対話しながら,深めていていくことで,本時の学びをまとめます。
本時の学びや自分の感じた事,更に興味をもったことなどを発表し,本時の学習を終えることができました。極小規模校での複式指導も指導方法を工夫改善することで,子ども一人一人の力を固めていくことができると考えます。
5・6年生の子どもたち,担任の先生,ありがとうございました。