研究授業【4年生 算数科】 131
校内研究として,算数科の研究授業を行いました。算数科を楽しみながら学び,しっかり考え,また考えを可視化することで深い理解につなげていく授業が展開されました。
今回は複合図形の面積はどのようにもとめることができるのかについて考えました。これまでの学習の「たて×横(一辺×一辺)」では,求められない…。どうしたらよいだろうか。子どもたちは,図形を切ったり,線を入れて分ける活動を通して,既習内容を活用する方法を見出すことができました。
「これでもできる。」「切って,移動したら,大きな長方形になるな。」「二つに分けて求めたらいいんじゃない。」子どもたちがつぶやきながら,一人で考える時間と二人で自分たちの考えを伝え合い,よりよい考え方を練り合う流れが展開されました。
最後には,自分たちの考えを教師に説明することで,達成感と深い理解を得ることができました。
小規模校だからこそできる十分な考え,伝え合う時間。南永小の子どもたちの学びの姿,そして魅力があふれる授業でした。放課後は,指導助言をいただきながら,職員で授業反省と今後の手立てについて,意見を交流し,子どもたちのためにできること,今後深めていく等について研修を行いました。