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きらきら南永っ子

伊佐市の南玄関にある小学校で,平成14年に改築され,天体観測ドームを備えてます。

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46 不審者対応訓練

  「いかのおすし:行かない,乗らない,大声を出す,すぐ逃げる,知らせる」,「自分の命は,自分で守る」を合言葉に学習しました。

 今回の訓練では,主に

  ① 不審者に遭ったら,どう対応したらよいのだろうか?

  ② 不審者かどうか判断できない時,どう対応したらよいのだろうか?

 について,考えてみました。

① 不審者に遭ったら,どうしますか?

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Dscf9956 「逃げる。」「大声を出す。」「助けてと,言う。」「防犯ブザーを鳴らす。」「いかのおすしに気をつける。」など,これまで学習した意見が出てきました。

 今回の学習では,まずは「逃げる」ことを学びました。歩いている大人の人に助けを求めたり,誰もいない時は,近くの家に(自分の家のふりをして「ただいま。」と,大きな声で言って)逃げ込んだり,近くに110番の家や店などがあったら,そこへ逃げ込んだりすることを学習しました。そして,「いかのおすし」もとても大切であることを再確認しました。

② 不審者かどうか分からない人に声をかけられたら,どうしますか?

Dsc_0017_2 絵を提示しながら,「この人は不審者かな?」と子どもたちに聞いてみると,マスクやサングラス,帽子,黒い服を身に付けていると「不審者かどうか分からない」ことに気づきました。

 ここでは,判断に迷ったら,距離をとりながらまずは挨拶をし,「いかのおすし」に気をつけることを学びました。

 以上のことを踏まえ,シミュレーションしてみました。

ア) 男の人に声をかけられ,道を尋ねられた時

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Dsc_0040_2 急に連れて行かれようとしたため,防犯ブザーを鳴らして,子ども110番の家へ駆け込み,不審者に遭った時の様子や男性の特徴について知らせ,避難することができました。

イ) 道にうずくまっていた人に,助けを求められた時

 挨拶をして,距離を確保しながらどうしたのか声をかけることができました。また,近くに人がいるので,そこへ行くように促すことができました。

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 男の人が動けなかったので近くの110番の家の人の所へ行き,事情を説明したあと一緒に男の人のもとへ行き,救急搬送してもらうよう依頼することができました。

ウ) 携帯電話で話をしていた女の人に急に声をかけられた時

 一定の距離を保ちながら,挨拶をしました。下の学年の友だちと手をつないで,一緒に行動できるよう,気遣いができました。

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女の人が「かわいいね。」と言って近づいてきたので,3人とも防犯ブザーや笛を鳴らして,子ども110番の家へ逃げ込み,助けを求めることができました。状況や女性の詳細について伝えることができました。

 

 今回の学習を通して,「女の人にも不審者がいるんだ。」と初めて知ったことや,「いざとなったら,大きな声が出ない。」とか,「ブザーを鳴らすタイミングが難しかった。」「不審者かどうか判断が難しかった。」など改めて気づくことも多かったようです。

Dscf9966_2 訓練を繰り返し行うことの大切さを実感した学習となりました。また,日頃から防犯ブザーや笛などがきちんと鳴るか点検したり,危機意識を高めて生活したりすることは「自分の命を守る」ためにとても大切なことだと思います。

   

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