43 読み聞かせ「おねえさんといもうと」
朝の活動の時間に,学校運営協議会議員の向江さんが,本の読み聞かせをしてくださいました。
小さくてまだ何もできない妹が,いつも姉に身の回りのことや困った時に優しく助けてもらっていたのですが,ある日,いつも一緒にいる姉の優しさが煩わしくなって,一人で家を飛び出してしまいます。姉は,妹のことが心配で長い時間大きな声で名前を呼び続けるのですが,妹は隠れていました。
やっとのことで妹を見つけた姉は泣き崩れ,しばらく見ていた妹が,いままで姉がしてくれたように優しく声をかけ,涙を拭いてくれました。それからは,お互いに困った時に助け合えるような関係ができるようになったお話でした。
真剣にお話を聞いていた子どもたちが,「きょうだい」の関係をどう感じたのか,また,きょうだいがいない子どもたちにとっては,下の学年や上の学年の子どもたちとの関係をどう感じたのか今後の子どもたちの言動を見守っていきたいと感じました。