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きらきら南永っ子

伊佐市の南玄関にある小学校で,平成14年に改築され,天体観測ドームを備えてます。

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「ふれあい天文学」国立天文台の研究者による出前授業 168

 今年で3年目になる「ふれあい天文学」。国立天文台の天文学教育普及事業に参加しての貴重な機会をいただいています。今年は,太陽系を70億分の1に縮尺した太陽系ミニチュアを南永小の校庭,集落全体を使って作りました。

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「太陽が20cmのボールだったら,地球はどれくらいの大きさになるのかな?」先生の質問に「ゴルフボールくらい?」「もっと小さいはずだ!」など,イメージを膨らませます。

選択問題 1 イチゴの粒(果実) 2 マーブルチョコ 3 ニワトリのたまご

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「正解は,1番です!」あまりの小ささに,驚く子どもたちでした。手に乗せても見落とす大きさ。太陽系の惑星の大きさをクイズ形式で学びました。一番大きな木星ですら,1円玉くらいという大きさに,いかに太陽が大きいかを体感することができました。

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「では,この大きさがどれくらいの距離にあるのかな。」ということで,校区の全体写真に円を引き,惑星の位置になる場所の写真を見ながら,「一円玉が公民館まで離れているの?」「土星は,校門を飛び出して,道路までいくの!」など,身近な場所と縮尺した惑星の大きさとの位置関係に驚きました。

そのご,実際に火星までを校庭で巻き尺を使って,太陽系ミニチュアを作りました。

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体育館入り口に置いた太陽からどれくらい離れていくのでしょうか。

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21.6m離れた場所に,イチゴの粒を置く頃には,太陽が遠すぎて,こんなに離れているのに日光が温かく感じるの?と不思議な気持ちです。火星になると32.6mも離れます。太陽系の大きさを感じることができました。

質問タイム。研究者に直接聞くことができる幸せタイムです。

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1年生「ぼくは,宇宙人につれさられたりしませんか?」会場が笑顔になりました。

また,3年生は「地球はどのようにできたのか。」「土星の輪っかは何でできているのか。」

5年生「星に寿命があるのか。」「土星の輪は,楕円に見える。輪に立つことができるのか。」

6年生「太陽系は,どのようにできたのか。」などそれぞれの疑問に答えていただきました。

最後に,感謝の言葉と自分たちで作ったお米をお礼として送りました。

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貴重な学びの機会をありがとうございました。南永小ならではの学習になりました。

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