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きらきら南永っ子

伊佐市の南玄関にある小学校で,平成14年に改築され,天体観測ドームを備えてます。

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2022年2月

「ふれあい天文学」国立天文台の研究者による出前授業 168

 今年で3年目になる「ふれあい天文学」。国立天文台の天文学教育普及事業に参加しての貴重な機会をいただいています。今年は,太陽系を70億分の1に縮尺した太陽系ミニチュアを南永小の校庭,集落全体を使って作りました。

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「太陽が20cmのボールだったら,地球はどれくらいの大きさになるのかな?」先生の質問に「ゴルフボールくらい?」「もっと小さいはずだ!」など,イメージを膨らませます。

選択問題 1 イチゴの粒(果実) 2 マーブルチョコ 3 ニワトリのたまご

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「正解は,1番です!」あまりの小ささに,驚く子どもたちでした。手に乗せても見落とす大きさ。太陽系の惑星の大きさをクイズ形式で学びました。一番大きな木星ですら,1円玉くらいという大きさに,いかに太陽が大きいかを体感することができました。

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「では,この大きさがどれくらいの距離にあるのかな。」ということで,校区の全体写真に円を引き,惑星の位置になる場所の写真を見ながら,「一円玉が公民館まで離れているの?」「土星は,校門を飛び出して,道路までいくの!」など,身近な場所と縮尺した惑星の大きさとの位置関係に驚きました。

そのご,実際に火星までを校庭で巻き尺を使って,太陽系ミニチュアを作りました。

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体育館入り口に置いた太陽からどれくらい離れていくのでしょうか。

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21.6m離れた場所に,イチゴの粒を置く頃には,太陽が遠すぎて,こんなに離れているのに日光が温かく感じるの?と不思議な気持ちです。火星になると32.6mも離れます。太陽系の大きさを感じることができました。

質問タイム。研究者に直接聞くことができる幸せタイムです。

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1年生「ぼくは,宇宙人につれさられたりしませんか?」会場が笑顔になりました。

また,3年生は「地球はどのようにできたのか。」「土星の輪っかは何でできているのか。」

5年生「星に寿命があるのか。」「土星の輪は,楕円に見える。輪に立つことができるのか。」

6年生「太陽系は,どのようにできたのか。」などそれぞれの疑問に答えていただきました。

最後に,感謝の言葉と自分たちで作ったお米をお礼として送りました。

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貴重な学びの機会をありがとうございました。南永小ならではの学習になりました。

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タブレット持ち帰りをスタートする準備として

 来年度から,タブレットの持ち帰りがスタートする伊佐市。また,新型コロナウイルス感染症拡大による学校閉鎖に伴う遠隔授業の開始を想定した練習を兼ね,高学年による家庭と学校をつないだ遠隔授業(模擬的学級会)を行いました。

 自分のお気に入りの物を事前に写真を撮り,ロイロノートによる共有や感想のやりとり,アンケートによるリアルタイムの集計,遠隔授業の感想やこれからの活用など,現在子どもたちが習得してきているスキルを家庭からどの程度実施できるか確認することができました。

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 子どもたちは,「初めての体験で,とても楽しかった。」「学校でやってきたことが家でもできることが分かって,もっといろいろなことに挑戦したい。」など感想を伝え合いました。今後も様々なことを想定し,子どもたちの教育活動を止めることがないよう準備を進めると共に,これからの社会に適応できる子どもの育成を目指して,新しいことにも積極的に挑戦していきたいと思います。

なわとび発表会 166

 土曜校時の今日,3校時になわとび発表会がありました。

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 子どもたちはこれまで,朝の体力つくりや授業の中で,様々な技に挑戦してきました。今日は,保護者の前でその成果を披露することができました。

 はじめは,3分とびを全員で行い,その後に一人ずつ,自分の得意技に挑戦しました。それぞれ,自分の目標回数を目指して頑張りました。

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〇 1年生

 ・ 前跳び,かけ足跳び,その場かけ足跳びに挑戦できました。

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 ・ 前跳び,後ろ跳び,あや跳びに挑戦できました。

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〇 3年生

 ・ 前跳び,後ろ跳びに挑戦しました。

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 ・ 二重跳び,あや跳び,はやぶさ(あや二重跳び)に挑戦しました。

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〇 5年生

 ・ 二重跳び,はやぶさ(あや二重跳び)に挑戦しました。

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 ・ 二重跳び,はやぶさ(あや二重跳び)に挑戦しました。

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〇 6年生

 ・ 後ろ二重跳び,はやぶさ(あや二重跳び)に挑戦しました。

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 最後に,みんなで長縄に挑戦しました。1年生にとっては,縄に入るタイミングが難しく,みんなに声をかけてもらったり,高学年の子に背中を押してもらったりしながら練習しました。練習の成果もあり,3分間で174回跳ぶことができ,大変よく頑張りました。

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 子どもたちは,今朝の練習で201回跳ぶことができたので,期待していたところも大きかったかもしれませんが,また新たな目標ができたのではないかと思います。これからも,みんなで気持ちを一つにして頑張りましょう。

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 保護者の皆様,お祖母様,今日は子どもたちの応援ありがとうございました。たくさんの方々の応援が,子どもたちのパワーの源になります。

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ゆめ 立体・彫刻展 個性あふれる作品で入賞 165

3学期に入って取り組んだ,鹿児島県児童・生徒「ゆむ 立体・工作展」の結果が発表され,作文同様に4名の作品すべて入賞しました。1年,5年生が特選。3年,6年生が入選という結果に,子どもたちのがんばった成果が形になり,うれしく思います。

本日の二つの嬉しい知らせに,南永小がますます活気に満ちた特色ある学校として取り組んでいく”パワー”になりました。子どもたち一人一人に感謝します。

二つのコンクールを合わせると,一日で全校児童7名全員に入賞の結果が届いたことになり,大変嬉しい一日になりました。

南日本作文コンクール 4名全員入賞・学校賞<奨励賞> 受賞 164

南日本作文コンクールにおいて,2年連続で学校賞をいただくことができました。

また,6年児童作文は,最高賞,1年,3年,5年生が入選に入り4学年しかない本校ですが,4名とも入賞できたことが,子どもたちにとっても,学校にとっても嬉しい知らせでした。子どもたちのおかげで,学校賞<奨励賞>もいただき,子どもたちの頑張りに感謝の気持ちでいっぱいです。

おめでとう,子どもたち。おめでとう,南永小!

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薬物乱用防止教室 163

 今日は,3校時に学校薬剤師の大塚先生をお招きし,「薬物乱用教室」の出前授業を行いましたた。

 はじめに,「薬」は私たちが健康に生きていく上で,大切な役割を担っているものであるけれど,使い方を間違えれば体に悪影響を及ぼす危険なものでもあることを教えていただきました。

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 その体に悪影響を及ぼすものが「ドラック」と呼ばれるもので,ビデオの中では,いろんな種類があり,「ドラック」と分からないように名前や形を変えてあるものが多くあることも教えていただきました。だから,人に勧められても,絶対に使用してはならないことや,勧められたら断る勇気が必要であることも学びました。

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 そして,「ドラック」は,体全体に作用するため,どこが悪くなってもおかしくないもので,特に「脳」にダメージを与え,幻覚や幻聴,興奮して凶暴になったり,善悪の判断ができなくなったりすることも学びました。人格までも変えてしまう「ドラック」は,治す薬もなく,やがて依存症となり,一生「ドラック」なしでは生きていけなくなる恐ろしいものであることを学ぶことができました。

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 次に,「たばこによる害」について学びました。たばこは,ニコチンやタール,一酸化炭素など体に悪い物質が含まれており,血圧を上げたり,酸欠になったり,「肺がん」や「脳卒中」などの大病にかかるリスクが大きいことを学びました。また,吸い続けることで「肺がかちかちに堅くなり,真っ黒になる」ことも学びました。

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 今日,「薬物乱用やたばこを吸うこと」について学習した子どもたちは,

「薬物は,絶対に使ってはいけないと思った。自分だけでなく,他の人にも迷惑がかかることが分かった。薬物は使い方を間違えると,自分の体をおかしくするので絶対に使わず,自分の身を守っていきたい。」

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「1回だけということで使ってしまうと,なかなか止められない。生きていけなくなることが,分かった。」

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「自分だけでなく,他の人に迷惑や害を与えてしまう。1回だけと思って使うと,なかなか止められなくなるので,絶対に使ってはだめだと思った。」

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「やっている人に,惑わされないようにしたい。」

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『薬物乱用防止の出前授業は3回目で,毎回「1回使っただけで一生続く」と言われていたけれど,1回は使ってみたいと思っていた。でも今日の授業で,使ってはいけないと,思った。』

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  子どもたちは今日の学習を通して,薬物を正しく使うことの意味や,自分の健康と尊い命を守るための勇気について学ぶことができました。

 最後に大塚先生から,「絶対にだまされない,絶対にやらない」ことと,「この薬を飲むと調子がいいから,お薦めだよ。」などの知り合いや身近な人から薬を勧めることは違法になることも教わりました。

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